ゼロから始めるその前のふるよに

◆この記事は?
電子版がiosに対応し、ますます盛り上がっている(と私が勝手に思っている)「桜降る代に決闘を」。
電子版はアナログ版に比べメガミ(キャラクター)数が少なかったりとその他様々な理由でアナログ版に興味を持たれた方もいらっしゃる模様。
しかし興味を持ってはいるものの、買うか迷っている、何を買えばいいのかわからないよ?という方に向けたエントリーです。

 

が、

 

長々と読むのが面倒な方の為にざっくりと先にまとめてしまいます。

 

◆ざっくりまとめると
1・まずは2人で1個で良いから「新幕と書かれた」基本セットを3500円で買ってみて遊んでみてください
2・同キャラ戦がしたくなったらもう1個買ってみましょう
3・拡張は順番に買うのがおススメだけど好きなメガミが居るならその拡張を買いましょう
4・公式通販で買うなら一緒に更新カードパックをカートに入れるのを忘れずに
5・1~4をすっ飛ばして今をときめくプレイヤーと同じラインに立ちたい場合、20440円(+税)ですべて揃えてしまいましょう

 

「OK!!→お店や通販へGO!!」

 

「え、ちょっと…?」

   ↓続きをどうぞ

 


◆あらためましてこんにちは
shirohaと申します。
関東でプレイしておりますふるよにプレイヤーです。
さて、今回この記事を書くに至った理由としましては、興味を持っても手を出しづらいと感じている方がそこそこいらっしゃると感じているからです。
手の出しづらさとしては拡張が既に4つもあることだと思っています。達人セットを含めれば5つ出ていますし、祭札や異絵巻といったアイテムも発売されました。
いくらふるよにが面白いと勧められても、勧めてくれた人と遊ぶために買わなきゃいけない物(※ただ遊ぶだけならその人の1つで良いですが)が基本セットを含めて6つもあればそれは飛び込むのに勇気がいるものです。
更にはバランス調整が行われていますので、カードの表記が変わっているカードが決して少なくない事も理由の一つでしょう。

分類上はボードゲームですので1つ買えば遊べるようにはできてますが、
このゲームのプレイヤーがよく「はじめる」という表現を用いる様に「(TCG名)を始める」といった具合にTCGの文脈を多分に含んでいます。
LCGと言った方がよく理解できる方もいらっしゃることでしょう。リプレイ性が強く、継続してプレイするゲームです。
一応大会主催をさせて頂いている私としては「ふるよにを遊んでみて是非とも気に入ってもらいたい、続けて遊んでもらいたい、あわよくばイベントにも参加するくらいハマってほしい」と思っております。

執筆時点では明日、2/14には基本セットが再販されて版上げとなります。理由は後述しますが、単に遊ぶにも、ここから始めるにもいい機会です。

この記事が桜降る代に踏み入る一助となれば幸いです。

◆そもそもどんなゲームなんですか
この「桜降る代」という世界には「メガミ」と呼ばれる超常的な存在がいます。
あなたはそのメガミの力を借りて、彼女達の武器を顕現させて闘うことが出来る「ミコト」と呼ばれる能力者です。
2柱のメガミの力を借りる事が出来るあなたは、様々な理由で決闘する事となりましたので決闘相手をボッコボコに倒してください。

いわゆる格闘ゲームで、相手との距離である「間合」の要素が存在します。
間合や体力、必殺技ゲージなどのゲーム内の要素を桜花結晶と呼ばれるトークで表すシステムが独特です。

 




◆まずは遊んでみたい方向け(1人あたり3500円以下のコース)
<必要な物>
新幕 桜降る代に決闘を 基本セット

f:id:shirohakuroha:20200213210422p:plain


これさえあればふるよにが遊べます。単にボドゲとして遊ぶだけならこれ1つで良いです。
「新幕」と書かれたものを購入してください。
メガミ4柱と、インスト用カード「はじまりの決闘」が封入されています。
ところで電子版のチュートリアルがわかりづらいという方、大変多いかと思います。ルールを知っている私も首を傾げました。
このゲームのルールの基本は難しくはないのですが、独特な部分が多い為インスト用に作られた「はじまりの決闘」が封入されています。
これがアナログ版のチュートリアルです。まずはこれを使って遊んでみてください。1プレイする頃にはすんなり遊べるようになっているはずです。
はじまりの決闘だけでもカードを差替えて遊べるようになっています。

桜花決闘のルールに慣れたら、このゲームの肝である眼前構築に挑戦です。お互いにメガミ2柱を選んで、相手を見てからデッキを構築してみましょう。
お互いに同じメガミを使いたくなったら、1箱追加で購入しましょう。

ただ遊ぶ為には更新カード等は必要ありませんし、2/14以降の再販された基本セットでは全ての更新が適用されています。
特殊フォーマットの大会などでない限り、これ1つさえあれば交流会や大会にも参加できますよ!


◆他のキャラも使ってみたくなった方へ(実は全部買っても計20440円)
拡張セットの出番です。

おすすめは達人セットを購入してから拡張を順番に買うのがおすすめではあります。

ですが、キャラゲーの側面もありますから公式サイトのメガミ紹介を見てディテールで判断するのも良いですね。
好きなメガミで遊ぶのが楽しくていいと思います。

さて、このゲームの拡張はキャラクターの追加のみとなっています。
既に登場したキャラクターのカードが増えるという訳ではありません。
ですので、使いたいメガミが居ればそのメガミが封入されている拡張セットを購入するだけで使用できます。

闘い方で判断したい方に向けて、簡単な説明と封入セットについてご説明します。

<達人セット>6600円

f:id:shirohakuroha:20200213210506p:plain



これを1つ買うだけで選べるメガミは12柱、組み合わせに至っては66通りから選べるようになります。
新幕になる前のバージョンにはオボロ、ユキヒ、シンラが基本セットに封入されていたこともあり、基本セットの次に買う物として個人的におすすめです。
特にオボロは初心者の方でも使いやすいメガミです。

 伏せ札に罠を張る「設置」で闘う⇒オボロ
 傘を開くと性能が「変貌」し闘い方も変化する⇒ユキヒ
 数手先を読み「計略」を巡らせる⇒シンラ
 溜めに溜めた「遠心」力を相手にぶつける⇒ハガネ
 相手の行動を蝕む毒を「毒袋」に隠し持つ⇒チカゲ
 場に組み上げた「機巧」で革命を起こせ⇒クルル
 「造花」結晶を燃料とするバイクで機動戦⇒サリヤ
 2柱を組み合わせる自然の構築を「風雷」の力に⇒ライラ


<第壱拡張>2200円

f:id:shirohakuroha:20200213210525p:plain



追加のメガミは1柱だけですが、ここからアナザー版メガミという要素が追加されます。
公式小説において描かれたメガミの姿から幾つかの要素を抜き出した追加カードが既存のメガミに追加されるのです。
追加と表現しましたが、使用する際には一部のカードがカードが差替えとなります。
眼前構築で使用できるカードが増える訳ではなく、別キャラクターの様な扱いです。

 桜花結晶の終着点、「灰塵」で強くなる⇒ウツロ
 アナザー版:ユリナ、サイネ、ヒミカ、トコヨ
  


<第弐拡張>2200円

f:id:shirohakuroha:20200213210541p:plain



 [!]アナザー版を使用するには達人セットもしくは第壱拡張が必要です
 決闘の中でその能力を「開花」させて闘う⇒ホノカ
 アナザー版:オボロ、チカゲ、ウツロ 


<第参拡張>2970円

f:id:shirohakuroha:20200213210556p:plain



第参拡張からは多少価格が上がっていますが封入内容が増えました
今までとは違い追加メガミ2柱、追加アナザー3柱です。
 
 [!]アナザー版を使用するには達人セットもしくは第弐拡張が必要です
 相手のオーラを「凍結」させて守りを奪う⇒コルヌ
 「鏡映」しの盤面で暴虐的な力を放つ⇒ヤツハ
 アナザー版:サイネ、シンラ、クルル
 

<第四拡張>2970円

f:id:shirohakuroha:20200213210610p:plain



 [!]アナザー版を使用するには達人セットが必要です。
 順風と逆風が吹く「航海」の様な中距離戦を⇒ハツミ
 兵員を「統率」して鉄壁の防御からの反攻を⇒ミズキ
 アナザー版:ユキヒ、サリヤ、ライラ

<その他のアイテムについて>
 普通に遊ぶ分にはこれらは買わなくても全く問題ありません。
・祭札
 ふるよにでカジュアルな特殊な遊び方が出来るお祭りセットです。
 
・異絵巻
 デジタルゲーム版が初出のスキンセットがなんとアナログ版にも登場しました。
 基本セット4柱のカードとトコヨのアクリル製集中力カードが入っています。何と切札はフルアートキラ仕様も封入。カードのシーズンは5に対応。
 普段と装いを変えてみたいおしゃれなあなたに。

◆イベントに参加してみたい方に
さて、対戦相手が欲しい、プロモーション集中力カードが欲しい、大会優勝賞品のタロットに惹かれたなどイベントに参加してみたいと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
公式のイベントページを確認して、お近くのイベントに参加してみましょう。
近くで開催されていなければ自分で開催するのも1つの手です。ふるよにで遊びたい方がお近くに潜んでいるかもしれません。

さて、イベントに参加する前に注意しなければいけないのはカード更新です。
このゲーム、バランス調整の為にカードの内容が変わっている物が多々あります
イベントでプレイするという事はいわばデジタルゲームでオンラインマッチに接続するようなもので、その際にバージョンアップを求められます。
ソーシャルゲームなどでは起動時にダウンロードしてアップデートしてくれるので待ってるだけで良いんですが、アナログゲームである以上該当カードの更新は手動で行う必要があります。

主なカードの更新手段ですが、拡張セットの中には最新の更新カードが封入されていますので全て揃えているのならば最新にできます。
もしくは公式、準公式のイベント、協賛ショップ、デジタルゲーム版ショップの0円商品として貰う事が出来ます。

 
 
======================================
 
ブログ内の画像は「ふるよにコモンズ」を使用しています。

ふるよにコモンズ by BakaFire, TOKIAME

https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html