競技的であること/競技的であるため
皆さんこんにちは。
時の流れとは早いもので、シーズン4を締め括る北海道での大規模大会「白露の大交流祭」が近づいてきました。
電子版のリリース予定である9月も14日に差し掛かろうとしております。
このような大規模イベント、参加するのが初めてという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそういった方向けの記事となります。
さて、この大交流祭で行われる大会は、ルール説明に他の公認大会や交流祭では見られない文章が記載されています。
それがこちら。
「延長戦に関するルールは競技的であるものとします。」
見慣れていない方もいらっしゃることでしょう。
ふるよにの競技的とは
競技的である事について公式が定めているのは延長戦についてのみです。
普段行われているイベントは基本的には「一般的」であるものです。
制限時間内に桜花決闘が終了しなかった場合、その時点でのターンプレイヤーのターンを0ターン目とします。1ターン目まで続け、その終了フェイズにライフの多寡で決着をつけます。
これが一般的な大会での延長戦に関する主なルールです。
大会に参加された事があるなら見たことがあるかもしれません。大抵の大会では1回くらいは発生している気がします。
一方、競技的なルールにおいては話が大きく変わります。
延長戦の制限時間は最大5分。この間に決着がつかなければ両者敗北です。ライフが優勢であろうが関係ありません。
死なばもろともだなんて事はやめましょうね。悪質である場合はジャッジの判断が勝敗に介入する事がありますよ。
何故それが競技的であるのか
シーズンの締め括り、環境の総括である大会は競技ふるよにとしての節目となります。好成績をおさめれば、豪華な賞品も手に入れることができます。
そういえば、神語りにプレイヤーに似たミコトが居たとかもありましたね?
賞品が懸かっていることだけでなく、ゲームの実力を競う上での最高の舞台であるからこそ、ルールは競技的なものとなります。
勿論、それに合わせてプレイヤーには競技的であることが求められます。
ゲームが強いことだけが競技的なプレイヤーであるというわけではありません。
公正なプレイを尊重できる事。それが競技的という事です。相手プレイヤーのリスペクトができればなおグッド。
長々書きましたが難しいことは考えなくて良いです。
「あなたとちゃんとゲームがしたい!」たったこれだけの事なんです。
初心者でも、競技的なプレイヤーであることは出来ます!
競技にふさわしいミコトになる
事前準備・スリーブの状態は確認しておこう
まだ三柱の選定で迷っている方も、既に決まって練習している方も、とりあえず使おうか考えている3柱のカードを取り出してみましょう。
使ってると自然とスリーブは傷んでいきます。気づかないうちに、眼前構築した山札が不正な状態になっていることがあるかもしれません。
1柱のカードだけなんかわかりやすくダメージの度合いが違っていたりしませんか。
端がちょっと曲がっている?それはマズい…。
口の部分が波打っている?結構使い込んでますねぇ。
変えれるならカード全部スリーブを変えてしまうと良いんですが、割とコストが嵩みます。せっかくの大規模大会なんですから、大会で使用する3柱だけでも事前にスリーブを新品に変えておくと良いでしょう。
多重スリーブを使用しているなら、外側のオーバースリーブを変えるだけでも良いと思います。
例えその気がなくとも、特徴的な傷や汚れなどがあればその特徴を覚えていなくともマークドを疑われる可能性があります。第三者の目線から見ると特に。
スリーブに限らず、事前準備の段階から気持ちよくプレイできるような準備を整えておくことは重要な事です。
何かあったらジャッジを呼ぼう
試合中にルールがわからないことが出てきたり、カードを2枚引くところで3枚引いてしまいそれを見てはいけないのに見てしまったり。時々起こることですが、当事者だけで解決すると後々にしこりが残ってしまったりすることがあります。
会場ではジャッジが巡回しています。大会の公平性を守る為、プレイヤーがゲームをスムーズに進行し楽しめるようにするためです。
些細な事でも、問題が起こったらジャッジを呼ぶと良いでしょう。
処理に時間がかかった場合、進行に影響が出ない程度に、試合時間が短くならない様に配慮されます。
宣言はしっかり、盤面もはっきりと
基本動作などの宣言はしっかりと行うと良いでしょう。省略するとトラブルの元になります。
忘れやすいのが、開始フェイズでの付与札-1ですね。
その他にもオーラ5で宿し→前進をする時、間合の桜花結晶を直接フレアへ移動させる場合などもはっきり宣言しましょう。
また、盤面のカードの配置も何がどの領域にあるかはっきりとわかるようにしましょう。
山札の枚数が多いゲームではないので、机に置いた手札と山札がわからなくなったと言った場面を見たことがあります。手札と伏せ札がどっちがどっちか、相手から見てわからないケースもたまに見られます。
もしトラブルになってしまった場合は?そう、前述の通りジャッジを呼びましょう。ゲームを可能な限り修復して進めてくれることでしょう。
行ったアクションは戻せない事が前提
「手札伏せて前進…やっぱり纏いで」
「2点オーラ受けします。いや、やっぱりライフで」
これ割と経験ある方多いのではないでしょうか。公開情報が変わっていない為、割と許容されている印象です。
私が主催している公認大会では、公開情報の変化を伴わないのであれば対戦相手の了承がある場合に限りOKとしています(先ほどの例の後者の場合、受け方を見て攻撃側がアクションし始めた所で防御側が受け方を変えるのは流石に許しませんが)。
しかしここでは競技の場。判断をミスしないことも1つの技ですね。
競技する事は難しくない
さて、ここまで簡単に紹介しましたが、普段の大会の延長にあるものであり、根本的にあるものは普段のイベントと変わりません。
しっかりする事はしっかりして、お互いに気持ちの良いゲームを楽しむだけなんですね。
仲良く真剣勝負を楽しみましょう!祭ですからね!
それでは白露の大交流祭でお会いしましょう!